こんにちは。カトー(@hisayosky)です。
かれこれ3年ほど冷蔵庫なしで生活しています。
食べるものはどうするの?
いったい何食べてるの?
そんな疑問に答えます。
結論を言いますと、冷蔵庫なしでまったく問題ありません。常温でも食べるものは保管できます。
個人的には冷蔵庫なしのほうが快適に暮らせています。
今回は冷蔵庫なしで生活するメリットとデメリットを解説しつつ、冷蔵庫なし生活がどんなものかイメージしていただけるようにしていきます。
ではいってみましょう。
じつは「冷蔵庫」はある
「話が違う!!」と思われたかもしれません。でも大丈夫です。
冷蔵庫はありますが電源が入っていないのです。
電源を入れずに使っているのは、箱自体の利用価値が非常に高いからです。
冷蔵庫は「気密性」と「収納力」が高く、食物を保存するのに向いています。
それに冷蔵庫ほど簡単に開け閉めができる箱は他にありません。
食べ物は意外と匂います。匂いがすれば虫が来るかもしれません。
冷蔵庫のようなしっかり閉じる箱に入れておけばその心配はありません。
冷蔵庫なしで暮らしてみたいという人はとりあえず電源だけ切りましょう。箱は利用したほうがいいです。
冷蔵庫は大型家電なので処分にお金がかかります。
引っ越すなどの理由がないかぎり無理に手放す必要はありません。
うちの元冷蔵庫を紹介します
これがわが家にある元冷蔵庫です。いまは写真のように使われています。
全有効容積82リットル。高さ94センチ。
最近の冷蔵庫は単身者用でも120リットルくらいはありますから2ドアとしてはかなり小振りです。
電源は入っていませんから「ただの箱」です。
でも電源が入っていないからこそ写真のような使い方ができるんです。
冷蔵庫なし(箱はあり)の便利なところ
冷蔵庫の箱だけ使う生活のいいところを挙げてみます。
- 食品の在庫が減る
- 冷蔵庫になんでも入れられる
- 食器棚がいらなくなる
- 冷蔵庫の上が使える
- 冷蔵庫にかかる電気代がゼロ円
ひとつずつ説明していきます。
食品の在庫が減る
生ものや要冷蔵のものはその日に食べるぶんしか買いません。冷凍食品は論外です。
冷やせなければ買いだめできる食品の範囲が限られますので、在庫は減ります。
バターやチーズは溶けてしまうので夏に買えません。秋から春にかけてはOKです。
逆に冬なら要冷蔵のものでも買うことができます。
季節によって買うものを変えれば冷蔵庫なしでも食品の保存は可能です。
ちなみに野菜は切ったまま常温で置いておいても数日は大丈夫です。
卵も通年常温でOKです。古くなると中身が水っぽくなりますが火を通せば食べられます。
ウインナーソーセージは串にさしてザルにでも渡しておけば何週間でも傷まずに保存できます。
肉に限らず「干す」ことで一定期間保存する手も有効です。
ただし干しすぎると干からびるので早めに食べましょう。
冷蔵庫になんでも入れられる
冷蔵庫がただの箱になるとなんでも入れられます。
冷蔵、要冷蔵関係なく1か所で食品が保管できます。
うちの元冷蔵庫の1階(57リットル)には以下のものが入っています。
②バター
③梅干し
④梅ジュース
⑤インスタントのコーンスープ
⑥乾燥わかめ
⑦乾燥梅
⑧食べるラー油
⑨キンカンの砂糖漬け
⑩サバ缶
⑪生卵
⑫乾物各種
⑬インスタントラーメン
⑭はちみつ
⑮マヨネーズ
⑯ケチャップ
乾物やインスタントラーメンのように普通なら冷蔵庫に入れないものもいっしょに保管できます。
すべての食品を1カ所に保管することで食品の全体量を把握しやすくなります。
全体量が把握できると買いすぎを防止できます。冷蔵庫の中で食品が遭難することはめったにありません。
食器棚がいらなくなる
なんでも入れられるので食品じゃないものも入ります。
2階の元冷凍庫(25リットル)には食器が入っています。
このくらい入ります。単身世帯なら十分です。お客さんが来ても2人までなら対応可能です。
食器棚はいらなくなったので捨てました。
食器棚があったところには器を飾ってみました。いいかんじです。
冷蔵庫の上が使える
冷蔵庫の上面はぼくの腰くらいあり食器を並べておくのにちょうどよい高さです。
しかし電源が入った状態だと使うことができません。電源が入っていると上面は結露しやすくつねに湿っているからです。
電源を抜くと結露の心配はありませんのでスペースを有効に活用できます。
わが家の場合はこんなかんじです。
①コルクボード
: ホームセンターで500円くらいで買ったものを切って敷いてある。
②食器棚(小)
: 中学生のときに作ったカセットテープラックを利用。
③竹かご
: もらいもの。季節の野菜や果物を入れておける。
食器はすぐ下の元冷凍庫にあるのでほしいときにすぐ出せます。
食器と食品が1カ所にまとまるので効率よく使えます。
冷蔵庫にかかる電気代がゼロ円
いままで冷蔵庫にかかっていた電気代がゼロ円になります。
四六時中冷蔵庫に使っていた電気がいらなくなったわけです。
ちなみにわが家の2017年10月分の電気代は1270円。うち基本料金が842円。
大半が基本料金ですから契約容量を減らせば電気代は余裕で3桁になります。
冷蔵庫なし生活のデメリット
- 買えるものが限定されること
- 「ちょっと変わった人」に見られるかもしれないこと
くらいでしょうか。
個人的にはどちらもデメリットではありません。
買えるものが限られるから無駄が減りますし、付き合わなくていい人からは離れていけばよいだけです。
大事なのは「本当に冷蔵庫は必要か」考えてみること
生活のしかたは人それぞれなので冷蔵庫の電源を無理して抜く必要はありません。
でも冷蔵庫が本当に必要なのかどうかは一度考えてみていいと思うのです。
ぼくが冷蔵庫をやめたのは東日本大震災の原発事故が遠因でした。
個人的には電気使いすぎていると思っているので、やめられるものはやめたいと思っています。
ぼくは掃除機もやめました。掃除機をやめた暮らしの様子は下の参考記事を読んでいただけたらわかります。
やってみたら案外不便ではありませんでした。
考えるとは頭の中で思うことではなく頭の外で行動することなんですよね。
必要かどうかはなくしてみればわかります。冷蔵庫の場合は電源を抜くだけです。
必要だったらまた電源を入れればいいじゃないですか?
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まとめ:冷蔵庫なし生活は思っているほど不便じゃない。試す価値はある
- 冷蔵庫は電源を抜くだけでいい
- 食品を入れておくのに冷蔵庫ほど便利な箱はない
- 冷蔵庫が必要かどうか一度考えてみてもいいのでは?
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