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【人間関係のトラブル】当事者が求めているのは「中立」ではなく「味方」です

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けん子
つらいよね。わかるわかる。

やれることがあれば言って。なんでもするから。

 

こんにちは。人間関係の暗く長いトンネルもあと少しで抜けられそうなカトー(@hisayosky)です。

まあ、ぼくが会社からいなくなるだけなんだけど。がんばれ自分。。。

 

人間関係のトラブルに引きずり込まれ翻弄された2年半。当事者でないまわりの人たちはやさしかったと思います。

よく言われたのが冒頭のセリフ。

 

「やれることがあれば言って。なんでもするから」

 

あと「なにをしてあげたらいいかわからない」ってのも言われましたね。

けっきょくぼくはやってほしいことをなにも言いませんでした。ていうか言えませんでした。

言ってもやってくれるとは思えなかったからです

 

やさしい言葉をかけてくれる人はみな中立の立場をとっていました。

どっちの味方でもありませんよってことですから、できることなんてないよねそりゃ。

 

当事者が求めているのはやさしそうな人でありません。味方なのです。

誰にでもやさしい人は簡単になれるけれど役には立ちません。傍観者だからね。

 

ではどうしてほしかったのか。当事者の立場からそんな話をしようと思います。

 

目次

やってほしいことを言わなかった(言えなかった)理由

「言ってくれたらやりたいと思うんだけど」と第三者に言われても当事者としては何も言えません。

なぜなら「本当にやる?」と思っているから

 

要するに「この人に話してもよいものだろうか?」と疑っているわけです(申し訳ないですが)

 

本当にやってくれる人なら、もうやってるんじゃない?

本当にいまの状況を変えようする人であれば、聞く前に行動を開始しているんじゃないかと思うんですよね。

いろいろやってくれて現状を変えようとしてくれてそれでもダメだったら「じゃあこうしてもらえるだろうか」とか「もういい十分です。ありがとう」などと話しようもあります。

具体的なことはなにもしないなかで「言ってくれたらやる」と言われてもそりゃ信用できないですよ。ムリムリ

言ってみたところで「それは〇〇だからできません」となりそうだもの。

そもそもやってほしいことなんて「それは〇〇だからできません」となりそうなことばかりですよ。よっぽど信用できる相手、つまり味方でないと言えません。

 

「敵じゃない」のと「味方である」ことはまったく違う

どちらか片方の当事者のために動くとなると中立ではいられません。どちらかの味方になり、同時にどちらかの敵になります。

 

中立でいると「敵」にならずに済みますが「味方」にもなれません。

波風立たないポジションですからラクですし、それが正しい大人の対応とされているように思います。

 

でも状況を動かすことができるのは味方や敵になった人たちです。

これはつらいですし面倒な選択です。恨まれたりして非常にやっかいです。

人間関係の渦中にみずから身を投げ入れるわけですから、まあふつうやらないですよね。なにも起こっていないかのように過ごしますよ大人は。

 

結果としてだれもどちらにもつかず惨状を認識しつつもそーっと維持するという形に落ち着くのだと思いますが、これだと人間関係のもつれはまず解決しません。解決にはどうしても第三者の力が必要です。

当事者同士で解決できるのは、河原で殴り合って「やるじゃねえか」「おまえもな」で済むケースだけです。現実的にはまず無理。話し合いにもなりません。

だから仲介してくれる人、つまり事態を動かそうしてくれる人が必要なのです。

 

現状の維持は一見穏やかですが、当事者に「ここにはもういたくない」というほどの苦痛を与え続けます。

表面的に穏やかにしている場合ではないんですよ。

 

誰かの敵になってでもなにかをする覚悟があるか?

人間関係に巻き込まれた人に何かをしてあげたいというなら「味方」になる覚悟が必要です。味方にならない人に当事者はなにも期待できません。

味方になる、つまりだれかの敵になる覚悟がないのであれば、安易に「言ってくれればなにかする」と言うべきでないと思います。

ただのやらない言い訳に聞こえますし、ひどい言い方をすれば「いい人アピール」に聞こえます。

 

もちろんどちらかにつけばいさかいがより大きくなるでしょう。それはそれで困ります。

だから両方の味方になるのはどうかと思うのです。同時に両方の敵ってことですね。

 

あるときはこちらの側、またあるときはあちらの側で味方になり敵になる。

これは中立よりも一歩関係に踏み込んだ立ち位置です。憎まれるかもしれませんが、中立でいるより具体的な行動を伴った積極的な態度です。

中立が振れ幅なしのゼロとすれば、どちらの味方にもなるのは振れ幅±10でトータルゼロといったところでしょうか。同じゼロですが内容はまったく違います。

 

放っておけば人間関係のもつれがなくなるのは幼稚園までですかね(そういう事例をきいたことがある)。

大人のもつれはやっかいです。

それでも多くの人は人間関係の中で生きていかなければならないわけで、どうしようもなくなったときにはまわりの人の力が必要です。放っておいても100%よくなりません。

 

本当に取り戻したい人なら敵を作ってでも取り戻す覚悟で臨まないと元には戻りませんよ。

 

当事者からは以上です。

 

 

まとめ

ばっきゃろーーーーーーーぅぅぇぇぇぇぉぉ!!!!!!

 

 

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