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こんな会社ある? 「株式会社あつまる」に遊びに行ったらもはや異文化体験だった話

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こんにちは。カトヒサです。

「株式会社あつまる」さんに遊びに行ってきました。この記事はその感想です。

普通、会社に遊びに行ったくらいで感想文なんて書きませんが、ぼくの知っている一般的な会社像がわずか3時間で粉々に砕け散ったほど「あつまる」のインパクトはすごかったので、まだ覚えているうちに見てきたことを書いておこうと思いました。

たぶん「あつまる」の話を聞いた上で、「ああ、うちの会社も同じです」と言える人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

メモなど一切取らず、なんならアルコールも入りつつ聞いてきた話なので、多少事実と違うところもあるかもしれません。

ややハイになった状況でのうろ覚えであり情報の正確さは怪しいことこの上ないのですが、承知の上で書きます。

違ったらご指摘くださいませ。

 

目次

「あつまる」ってどんな会社

知らない人のために、一応会社概要です。

  • 東京と福岡に本社がある。東京本社は2020年3月に渋谷区神宮前に移転
  • 企業理念は「全従業員の物心両面幸福を追求するとともに、出逢った人たちに無限の可能性を伝え続ける集団である」
  • 経営目標達成のための最適な集客戦略とそれを実行するためのITサービスの開発及び継続的なコンサルティングを提供している
  • 従業員数70名。このうち50名ほどが東京にいる
  • 代表取締役社長は石井 陽介氏

ぼくはデザイン制作がメインの会社なのかなと思っていましたが、実際はもっとトータルに企業活動に関わっている会社だったようです。

ものすごく単純に表すと、

「中期経営計画の実現」+「集客マーケティング」+「広告ツール制作」+「コンサルティング」=あつまる

というイメージですかね。

以上のことはホームページに詳しく書いてあるので、気になる方はご覧ください。
>>株式会社あつまるのホームページ

 

「株式会社あつまる」のすごかったところ

とにかくぼくが今まで見てきた会社とは根本から違いました。もはや「異文化体験だった」と言っていいレベルです。

何がそんなにすごかったのかを挙げてみます。

写真をほぼ撮ってこなかったので、ここからすぎそんさん(@suuun82)のツイートやコメントを多数引用します。

オフィスとは思えないオフィス

大型ディスプレイ、Bar、卓球台、お洒落ソファースペースがある一方で、いわゆるオフィスの雑然とした感がほとんどなく、作業するところにはシンプルに長いデスクがあるだけ。

ファイルの棚とかセロハンテープとかそう言った事務用品が見当たらない。。。

あとキックボクシングのグローブが干してあったりするのですが、それはまた後で。

21階のフロア全体がオフィスなので、東京タワー、スカイツリー、新国立競技場、富士山など、めぼしい観光スポットが一望できます。

一方向がよく見えるのは珍しくありませんが、ほぼ全方位見えるオフィスは初めてでした。

すぎそん

毎日空の写真を撮ってしまいます。

 

遊び方が全力

社内のイベントが多いそうなのですが、遊び方が容赦ないというか本気です。

例えばキックボクシング。早朝から会社でキックボクシングやってます。

練習はともかく、試合までするか!?(ガチです)

キックボクシングをやる人だけでなく、周りでアイキャッチ作る人も本気、試合の様子を動画にする人も本気。クリエイティブがどれもこれもハイクオリティ。

作るにはぶっちゃけ時間も労力も相当かかるそうです。楽しいと思ってなかったら絶対できない。

すぎそん

学生の頃の、文化祭の準備のワクワクを感じる機会が沢山ある会社です!大人になってもこんなに楽しんでいいんだ!!!と思うことが多々あります。

ぼくはこの話を聞いて、かつていた職場で終業後にみんなでビリーズブートキャンプをやったら、上司が不機嫌になり即日解散させられたのを思い出しました。。。この正反対ぶりはどうだ。

ぼくが所属してきた会社では仕事以外のことへの労力は、可能な限り使わないようにするのが当たり前でした。

楽しいとかやってみたいとかは関係なく、そもそもそう言った感情で行動するということもほぼなかった。

「やるべきだからやる」「決まりだから従う」というのが普通で、ノリでガンガンやっちゃおうというのは100%止められる。

でも、人が本当に自らやろうとするのは感情が動く時ですよね。

「あつまる」ではそこを潰さずにむしろどんどん伸ばしている。仕事にもいい影響がないわけがない。

 

仕事の熱量の高さ

こんなに一生懸命遊ぶ一方で、仕事の熱量も高いんだなと思ったエピソードがこちら。

すぎそん

クライアント企業さんのことを内部の人以上に考えてコンサルしているので、必要なら経営の体制から提案することもあります。

クライアント企業とのお付き合い自体が終わりかねないリスクのある提案です。

それができるということはクライアント企業から強く信頼されており、かつ本当によくしようという強い意志があるからではないでしょうか。

こんなこと仕事に相当の熱量がなければできません。

 

社員さんの成長スピードも早いようです。

すぎそん

コロナの時、リモートも選択できたのですが、みんな会社に来てましたね。会社に来た方が仕事しやすいのもあるけれど、周りからの情報や刺激をもらい損ねるからというのもあったと思います。

ぼくが「あつまる」を訪れたのは終業後の時間帯でしたが、まだ人が残って作業していました。

それが仕事をしているように見えなかったんですよね。

何故仕事に見えなかったのかというと、労働している人の「険しさ」が感じられなかったから。やらされている仕事だとこうはなりません。

そんなところにも仕事に対する静かな熱量の高さを感じました。

 

全員広報

「あつまる」の社員は全員広報。つまりすべての社員がSNSなどで情報発信を行なっています。

すぎそん

マーケティングやる会社の社員なんだから自分でもやらなきゃダメですよね。でも私は最初Twitter嫌いでした。

多少のレギュレーションはあるようですが、発信内容は基本的に社員任せ。

リスクにばかり目を向けて情報発信に消極的な会社が多い中で、思い切ったやり方だなと思いました。

ちなみにぼくが今回遊びに行ったのはすぎそんさんのTwitterがきっかけです。

情報発信にはリスクもあるけれど、上手に使えばそれ以上のメリットもあります。リスクとの付き合い方も含めて実践が大事。そこを制限しない会社の姿勢はすごいですよね。

 

給料の決め方がユニーク

給料の決め方もおもしろかったです。

基本的に給料は「考え方:7」「能力:3」で査定します。

何故「考え方:7」で「能力:3」なのかというと、考え方がしっかりしていれば能力は後からついてくるから。

一方で賞与は実績を重視して「考え方:3」「能力:7」になります。

こういった話を「給料ミーティング」なる会議で話して決めるそうです。

すぎそん

私は未経験からのスタートで「どうしたら給料上がりますか!」と聞きまくってがんばったら、1年で2倍になりました!

 

各種表彰制度がある

「あつまる」では日常的に表彰されるチャンスがあります。

例えば「ありがとうカード」。

これを社員同士で送り合う。一番カードを貰えた人・送った人が表彰されます。

内容が素晴らしかった人はMVA(Most Valuable Arigato)として毎月全社員の前で発表されるそうです。

 

あとは会社説明会のプレゼン。

人事からの話だけでは会社のことがよくわからないので、社員もプレゼンをします。

参加者の方には「一緒に働きたいな」と思った人に投票してもらう。これはがんばらないわけにいきません。

すぎそん

ちなみに私は2位でした!

ぼくがかつていた職場にも、じつは表彰制度がありました。しかしどこか白々しい感じがあり、もらっても全然うれしくないものでした。

表彰制度があるだけでなく、それが社員の間で価値のあるものになっているのがすごいと思いました。

 

会社の一体感が桁外れ

会社の一体感もすごいなと思いました。ただし「社長も社員も皆家族」といった昭和な感じとはちょっと違います。

  • 福岡本社と東京本社をつないで朝礼
  • 月1回、社員全員で社長の話を聞く
  • 福岡本社と合同でするイベントがある(東京の人が全員福岡へ行く)
  • 社員の家族や恋人、友人、先生などお世話になった人も呼ぶ

地味にすごいと思ったのが、すぎそんさんの以下の発言。

すぎそん

東京本社には50人、福岡本社20人全員わかります。

経験的には組織の全員のことがわかるのは30人が限度だと思っていますが、すぎそんさんは50人全員わかると言い切った。

これは個人の努力や性格だけでなく、全員の顔が見える場がいくつもあるのだろうと思います。イベントや表彰がそういう場になっているのかもしれません。

 

社長大好き

すぎそん

社員はみんな社長が大好きなんですよ!

これまた衝撃的な発言でした。

というのも、大きな組織ほど社長って好き嫌いの対象にはならないからです。

ちなみに、ぼくが所属してきた企業ではそもそも社長のことなんてよく知りませんでした。

顔と名前がわかるくらい。あとすごい人なんだろうとは思う。でも自分とは直接関係のない人でもありました。

そんな中で、「あつまる」で社員がみんな社長大好きになるのはなぜか。

  • 社長との接点がある
  • 社長の考え方が会社に浸透している
  • 社長の考え方と行動が一致している

多分こんなことが要因ではないかと。

好きと思うにはまず社長のことをよく知らないといけない。その上で社長が尊敬できる人とわかる必要もある。

言ってることとやってることが食い違う経営者は意外といます。そういうところがあると、社長を好きにはなりません。「なんだよ」と社員は思う。

 

社長の立ち位置が根本的に違うのかなとも思いました。一般的な企業がこうなら、

「あつまる」は多分こんな感じ。

ちなみに社長の考え方もいくつか聞きました。

  • 「マーケティング」と「リーダーシップ」があればどこでもやっていける
  • 「あつまる」はリーダーを育てる会社
  • 「考え方」が大事

社長ご本人からではなくすぎそんさんから聞いたのですが、社員が社長の考えをさらっと言えるってうちの会社ではないです。

そのくらい社長が大事にしている考え方が社員レベルに浸透しているということでしょう。

 

まとめ

以上、株式会社あつまるに行ってきた感想です。

ただ会社に遊びに行ってきただけですが、「もしあつまるで働いていたらどうだっただろう」とか「自分の会社だとどんなことができるだろう」とか、ものすごく頭が働いた3時間でした。

東急ハンズに「ここは、ヒント・マーケット」というキャッチフレーズがありますが、まさにそんな感じの会社です。

「あつまる」は幸いオープンな社風の会社なので、機会を見つけて行ってみてください。

講演・セミナーなどの情報はホームページからどうぞ。
>>株式会社あつまるのホームページを見る

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