会社を辞めてフリーランスになってからというもの、「今日、何をすべきか分からない」「本当にこれでいいのか」と迷う時間が増えました。
自由なはずなのに、不安ばかりが募り、その結果、何も手につかず時間だけが過ぎていく。
この悪循環から抜け出すきっかけになったのが、「週に一度の振り返り」 というシンプルな習慣でした。
この記事では、週一振り返りの3つのルールについて解説します。
なぜ毎日の振り返りでは続かなかったのか?
自己啓発書や経営者の習慣に関する本では、「毎晩の振り返り」をすすめるものがたくさんあります。
実際、有能な経営者の多くが日次レビューを実践しているのも事実です。
でも、僕には続きませんでした。
正直に言えば「面倒くさい」「変化が見えない」「続ける気が起きない」。
そんな自分でも続けられたのが、「週1回だけの振り返り」です。
僕の振り返りルールはたった3つ
継続性を重視して、振り返りは無理のないやり方でやります。
ルールはたったの3つだけ。
1. 毎週日曜、モスバーガーで振り返る
振り返りは日曜の夕方、モスバーガーで行います。
もちろん、日曜でなくても、モスでなくてもかまいません。
でも「場所と時間を固定すること」がポイントです。
できれば自宅以外がおすすめ。場所を変えると気分も切り替わり、自然と集中できます。
2. 振り返り専用ノートは「CROQUIS」
使うノートは「CROQUIS(クロッキーブック)」。
ちょうどいい大きさで軽く、紙もたっぷりあって気に入っています。
ノートの種類は何でも構いませんが、振り返り専用ノートを1冊決めておくと習慣化しやすいです。
3. 書くのは「今週できたこと」「来週やること」だけ
振り返る項目はシンプルに2つだけ。
- 今週できたこと
- 来週やること
できなかったことには軽く触れる程度。
深掘りすると自己否定につながりやすいので、反省は最小限にとどめています。
振り返りで作る「やることリスト」は毎日見る
振り返りで作った「来週やることリスト」は、翌週毎日見返しながらチェックを入れていきます。
人は忘れる生き物。
「やらない理由の9割は、そもそも忘れているから」なんです。
やることが視界に入っていると、自然と行動につながります。
避けているタスクが最後まで残るので、「やる or やめる」の判断がしやすくなるのもメリットです。
フリーランスにこそ必要な「自己管理の軸」
フリーランスや個人事業主にとって、「今日なにをやるか?」という問いに毎日向き合うのは、意外としんどいものです。
週1回、立ち止まって全体を見渡し「今週はこれをやる」と決めておくことで、日々の迷いが激減します。
毎日たくさんやる必要はありません。
決めたことを着実にこなす。それが、安定した成果と情緒につながります。
まとめ:週1振り返りは、時間を味方にする最強ツール
「週1回の振り返り」は、続けやすく、効果も感じやすい習慣です。
- 時間と場所を固定する
- 専用ノートを使う
- 今週・来週の2点だけ書く
たったこれだけで、やるべきことが明確になり、気持ちが整い、毎日を前向きに過ごせるようになりました。
自由な働き方をしている人にとって、「時間の使い方=人生の使い方」。
その時間をムダにしないためにも、週1回の振り返り、試してみてはいかがでしょうか?