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10年間会社で働いてわかった3つの「雇われるリスク」

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現在の会社で働きはじめて、この3月でまる10年になりました。

よくがんばった! と自分で自分を誉めたいところですが、同じ会社で10年働き続けたことは本当に誉められることなのでしょうか。

これからの10年を考えると10年間雇われて働いたことでかえってリスクを抱え込んだのではないかと思っています。今回はぼくが10年働いて気づいた3つの「雇われるリスク」についてお話しします。

 

目次

会社勤めは楽チンだった

10年間の会社勤めはある意味で楽チンでした。

就職さえしてしまえば毎月一定額の給料がもらえます。生活には困りません。幸いブラックな会社ではありませんでしたので、働くことも辛くない。仕事はあれこれと指示してもらえることを毎日やっていればいい。

このままずっとこの会社で働き続けて定年を迎えるのかな。定年を迎えてから実家にもどって両親の面倒を見るという話もよく聞くしそれでもいいか、などとぼんやり考えていたくらい会社をやめる理由は見あたりませんでした。

積極的に辞める理由がないから辞めない。まっとうなようですが、この調子で会社で働き続ければ会社への依存度は年々高まっていく一方です。その結果、いまの会社を離れたら仕事ができないなんてことが起こってきます。実際、年をとればとるほど転職はむずかしくなります。

⇒【参考】中高年の転職、再就職が難しいと言われている理由。簡単にできる人との差はなんなのか

自分のダメさ加減を知ったできごと

10年も働いてきたわりにひょっとして自分たいしたことないんじゃない? と思わされたできごとがありました。ある日、偶然とあるブログにたどり着きました。宮﨑大輔さんのブログ「JIBURi.com」です。

⇒【参考】JIBURi.com

これを目にしたことがきっかけで宮﨑さんのように自分のことをブログで発信し、仕事を得て自立している方々が世の中に少なからずいることを知り衝撃を受けました。こういった方々はもちろん会社で雇われていません。もしくは雇われていなくてもやっていけます。

そこで考えました。いまの自分ならどんなことが発信できるだろうかと。。。。

残念なことに、なにも思い浮かびませんでした。

ぼくは言語聴覚士という医療系の専門職として働いています。それなのに10年も働いて自分から発信できるネタがなにも見つけられなかった。教科書的な知識なら書けるけれど、ぼくにしか書けない内容はなにもなかった。

発信できるものがなければ記事は読んでもらえません。当然、仕事も来ません。10年働いてなお、ぼくには自分で稼ぐ力がまったく備わっていなかったのです。

こうしてぼくは働きはじめて10年目にして、自分が一人では仕事ひとつ得られないろくでなしであることを知ってしまったのです。

どうして「ろくでなし」になってしまったか?

ろくでなしであることは事実ですから謙虚に受け止めつつ、どうしてそうなってしまったのか考えてみました。これすなわち「雇われるリスク」です。

【リスク1】与えられた仕事だけしていればよかった

ぼくの仕事はリハビリテーションをすることです。リハビリの仕事は患者さんに「いらんかね」と売り込んで取ってくるものではなく、医者から「やってください」と言われて発生するものです。つまりわれわれの仕事は医師から与えられるものだったのです。

したがって、仕事を効率よくこなしたりよりよくするような努力はできても、いかにして仕事を作り出すかという努力はしていませんでした。仕事を自分で作り出そうという意識はまったくなく、そのためのスキルも育ちようがありませんでした。

【リスク2】できることだけしていても仕事になった

専門職とはいえ、ある程度仕事を覚えるとあとは同じことの使い回しで仕事ができるようになります。

フリーランスであれば自分の腕一本でやっていく意識が高いでしょうから、きっと技術の研鑽を怠ることはないでしょう。怠れば徐々に仕事がなくなっていきます。雇われていると、そういった危機感が薄くなりがちです。

いやそれは雇われているかどうかではなくて怠けたあんたが悪いだけでしょ、と言われれば返す言葉もありませんが、人間つい楽をしてしまうもの。雇われていたからこそこういった楽ができてしまったのは間違いありません。

【リスク3】「仕事だから」という理由で好きでもないことを続けられた

10年間を振り返ってみると、どうやらぼくはいまの仕事がそんなに好きではなかったようです。嫌いなら続けられなかったでしょうが、困ったことにそこまで嫌いでもなかった。

どんな仕事にも勉強はつきものです。専門職ならなおさらですが、ぼくは勉強しようという気がまったく起きませんでした。研修会には積極的に参加せず、学会発表などしようと思ったことさえありません。

専門職に携わるものとして風上にもおけぬ振る舞い。が、それはとりあえず横においておきます。重要なのは、それでも10年間やってこられてしまったという事実です。

もしフリーでやっていたとしたら、好きでもないことに10年という時間と多大な労力は費やせなかったでしょう。仕事もうまくいかなくて自然に別の道を探していたはずです。

雇われていたからこそ、なんとなくやってこられてしまった。これが仕事だから、安定して収入が得られるから、続けることが当たり前になっていました。それは生活の安定と引き換えに自分の時間を差し出しているのと同じことでした。

そして「雇われるリスク」を意識した

与えられた仕事をできる範囲でこなし、好きかどうかは意識の外。それでもやっていけるのが雇われのよいところですが、同時に、会社を離れたら自分一人ではなにもできない人になってしまう。これがぼくが10年働いてわかった「雇われるリスク」です。

雇われている以上、どんな事情でいつ退職することになるかわかりません。実際、ぼくは人間関係の問題により突然退職を考えるようになりました(のちに平成29年度での退職が決定)

会社を離れることは誰にでも起こり得ます。雇われて働くことは決して悪くないけれど、雇われなくても仕事ができる術が身に付くような働きかたを普段からしているかどうか。ここに挙げたものでなくてもよいですが「雇われるリスク」を意識すると、会社での働き方は変わります。

あなたにとっての「雇われるリスク」はなんですか?

まとめ

  • 与えられた仕事だけしていないか?
  • できることだけしていればよい仕事をしていないか?
  • 「仕事だから」という理由で好きでもないことを続けていないか?

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