「ブログで副業して稼げると思ったけど、なかなか結果が出ない…」
「ストックイラストって実際どうなの?稼げるの?」
そんな方に向けて、ブログとストックイラストの両方を経験した筆者が、リアルな比較と感想をお届けします。
結論から言うと、ストックイラストはブログよりも稼ぎやすい側面があります。もちろん、どちらにもメリット・デメリットがありますが、「副業で収益化のスタートを切る」という観点では、ストックイラストは現実的で手応えのある選択肢です。
ブログは「集客」、ストックイラストは「商品」
まず大前提として、ブログとストックイラストは収益化の構造が全く異なります。
ブログ:広告商品を売るための「道をつくる」作業
ブログは基本的にアフィリエイト収益が主流です。つまり、自分が書いた記事を通して、他人の商品やサービスを紹介し、読者が購入してくれることで報酬が発生します。
そのためには、
- 読者を集める(SEOやSNS)
- 魅力的な記事を書く
- 商品リンクをクリックしてもらう
- 実際に購入してもらう
という複数のステップが必要。しかも、文章だけでそれを完結させなければいけません。
ストックイラスト:商品そのもので勝負できる
一方で、ストックイラストは自分が「商品」を直接作ることになります。
作品をPIXTAやAdobe Stockなどにアップすれば、それらのプラットフォームが自動で「集客」をしてくれます。
つまり、自分は需要に合ったイラストを作ることに集中できるのです。
結果が出るまでのスピードが全然違う
ブログは時間がかかります。ストックイラストもかかりそうですが、これが意外とかかりません。
ブログ:半年〜1年は収益ゼロが普通
私自身、ブログを始めて1年ほどほとんど収益が出ませんでした。ようやく数十円の報酬が発生したときは、「あれ、売れた?」と驚いたほど。
記事を書くのに時間もかかり、SEOでの上位表示できたとしてもずっと続くわけではありません。上位表示はさらに難しくなり、最近では個人ブロガーにとって厳しい時代になってきています。
ストックイラスト:反応が速く、改善も柔軟
一方、ストックイラストは投稿してからすぐに反応が出ることもあります。簡単なカットであれば10分程度で描けるものもあり、「出してみて売れなければ方向転換」という柔軟な運営が可能です。
このスピード感と調整のしやすさは、ブログにはない魅力です。
イラストは単価が低いけれど、継続すれば積み上がる
確かに、ストックイラストは1点あたりの単価が低め。数円〜数百円が主流です。
ただ、ブログのように「当たれば大きい」側面はあるものの、現実としてそこに到達するのは難しいです。
一方でストックイラストは、「小さく積み上げる」ことができるので、堅実に副収入を得るには向いていると感じます。
結局は「自分に合った稼ぎ方」を選ぶべき
ストックイラストとブログ、どちらも簡単ではありません。ただ、次のように自分の特性を考えると選びやすくなります。
- 文章を書くのが得意 → ブログ向き
- 絵を描くのが好き → ストックイラスト向き
- 早く結果を出したい → ストックイラストが現実的
ブログは「ホームラン狙い」、ストックイラストは「送りバントで確実に狙う」稼ぎ方というイメージです。
まとめ:ストックイラストは「副業初心者」におすすめの選択肢
もしあなたが、副業として何かを始めたいと考えているなら、ストックイラストは選択肢の一つとして検討する価値があります。
- 作業の自由度が高い
- 反応が早い
- 小さな成果を積み重ねられる
一発大きく当てるよりも、着実に「副業収入」を育てていきたい方にこそ、ストックイラストはおすすめです。
