「副業でストックイラストを始めたいけど、本当に稼げる?」
「初心者でも売れる?」
そんな疑問を抱えていた僕が、2025年2月にストックイラストをスタート。
わずか4ヶ月半で累計売上1万円を達成しました。
今回は、実際にぼくが試して効果があった「売れるための工夫」や「継続するための仕組み」を、ストックイラスト初心者向けに5つのポイントにまとめてご紹介します。
1. 売れやすい線画に特化する
多くの企業やブログでは、装飾の少ない線画イラストが使われています。
ぼく自身もマーケティングの仕事を通じて、ストックサイトを頻繁に使っていましたが、実際にダウンロードするのはほぼ線画ばかりでした。
この「ユーザーとしての経験」をヒントに、自分の投稿も線画に絞って展開しています。
結果、想定以上に反応が良く、ダウンロード数が早い段階から伸びました。
市場ニーズのあるジャンルやスタイルに絞ることで、初心者でも成果が出やすくなる。
2. 「上手い絵」より「使える絵」が選ばれる
始めたばかりの頃は、プロ級のイラストに圧倒されて「自分の絵なんか売れないかも…」と思っていました。
でも、実際にダウンロードされるのは、上手なイラストではありません。
「資料やブログで使いやすいイラスト」です。
画力に自信がなくても、「この絵が必要な場面がある」と思ってもらえれば十分チャンスがあります。
絵が必要とされる場面に合わせてイラストを制作する。
3. 継続するための投稿ルールを決める
ストックイラストを続けるには、「無理しない仕組み」をつくるのがカギです。
ぼくも一度描けなくなってしまった時期があり、そこからはルールを緩めて継続重視に切り替えました。
自分なりの投稿ルール:
- 毎日描かなくていい(2日に3枚ペース)
- バリエーション(色違いなど)で枚数を稼ぐ
- 背景パターンなど気分転換になるジャンルも投稿
- 過去作品の分割投稿もOK
こうすることで、ストレスなく4ヶ月半で200投稿を達成できました。
ノルマは必要。でも余裕で達成できるくらい低く設定する。
4. セット販売でテーマを明確に伝える
ぼくのイラストは、ほとんどが8〜10点のセット販売。
たとえば「カフェ」というテーマなら、コーヒー・豆・ポット・ミルクなどをひとまとめにします。
セットにすることで世界観が伝わりやすく、使う側にとっても選びやすくなります。
セット販売のメリット:
- ダウンロード単価が上がる可能性がある
- 世界観を伝えやすく、検索に強くなる
- 2〜3点使いたいと思ってもらえる構成にできる
簡単なイラストでもセットにすると価値が上がる。
5. 成果はスプレッドシートで「見える化」する
売上やダウンロード数は、Googleスプレッドシートで毎週記録しています。

数字にすると、小さな伸びでも「続けてきた意味」が実感できます。
実際、見た目は停滞しているようでも、月単位で見るとダウンロード数が倍々で伸びていました。
分析は不要。記録するだけで充分です。
投稿数、DL数、売上はスプレッドシートで記録する。分析はしなくていい。
まとめ:初心者がストックイラストで稼ぐには「継続」がすべて
4ヶ月半で1万円を達成できたのは、特別なスキルがあったからではありません。
工夫をしながら、無理なく「続けられる仕組み」を作ったことが何より大きかったです。
今は「月間1万円」の売上も現実的な目標になってきました。
これからストックイラストを始めたい方や、始めたばかりで不安な方は、まずは「やめない仕組み」を整えて、少しずつ継続してみてください。
積み重ねれば、きっと手応えが見えてきます。
