今日から学べるUdemyコースが1500円から!

なぜ人は100km歩きたがるのか?|東京エクストリームウォークを完歩して分かった“100kmの魅力”

なぜ人は100km歩きたがるのか?|東京エクストリームウォークを完歩して分かった“100kmの魅力”
  • URLをコピーしました!

2025年10月、私は 東京エクストリームウォーク100 で小田原ー豊洲間を 23時間27分で完歩 しました。
じつは、2年前の2023年10月には 54キロでリタイア。その悔しさを晴らすために挑んだ今年の大会でした。

本来なら「完歩できたし、これで満足…」となるはずだったのですが、、、
気づけば、 2026年5月のエクストリームウォークにもエントリー していました。

自分でもまさかの連続参加です。

100キロ歩くのは本当に過酷。
完歩後しばらくはまともに歩けないほどのダメージが残りました。

スタート前のインタビューで何度も参加していると言う人を見ては、
「こんな過酷なことを何度もやりたがるなんて、気が知れない…」
と思っていた側の人間でした。

なのに、気づいたら自分もそっち側にいたのです。

ここでは、なぜ私が再びエクストリームウォークに挑もうと思ったのか、
そして 「なぜ人は100キロを歩きたがるのか?」 その魅力について、実体験からお話します。

目次

きっかけは “人に話したこと”。勢いで決まった2回目の挑戦

初完歩から1ヶ月ほどが経ち、友人とエクストリームウォークの話をする機会がありました。

私自身も完歩直後で気分が高揚していたので、辛かったことも含めまるで良い思い出のように話したところ、強く興味を持ってくれました。

その流れで「5月にもあるよ」と言ったら、友人は その場で「やる!」と即決
正直びっくりしましたが、その心意気はぜひとも買いたい。

こうして 勢いだけで2回目の参加が決定 しました。

一人の100キロと、グループで歩く100キロの違い

私はこれまで、2回とも 一人で参加 していました。

  • ペースは自由
  • 遅くなっても迷惑をかけない
  • 気楽に歩ける

一人参加にはそんなメリットがありますが、一方で グループ参加の人たちが楽しそうに話しながら歩いている姿を見ると羨ましくもありました。

100キロという長い旅路を誰かと共有するのは、きっと一人では得られない楽しさがある。
しかし「100キロ一緒に歩こうよ」と誘って乗ってくれる人はまずいないので、とくに誘いもしませんでした。

ところが今回、友人が乗ってきた。

これはチャンスだと思いました。
“仲間と歩く100キロ” を体験してみたい。
それが、もう一つの参加理由です。

100キロ完歩は想像以上に気持ちがいい

完歩後の私は、足が痛くて2週間まともに歩けないほどでした
完歩できたとはいえ、体はボロボロ。

それでも、気分は驚くほど良かった。

たかが100キロ、されど100キロ。
自分の足で100キロを歩いたという事実が、よく分からないけれど確かな自信になるのです

気づけば、普段でも電車で行くような場所を「歩いたら何時間か?」と計算してしまうほど。
100キロを歩き切った体験は、日常の見え方も変えるのかもしれません。

痛み止めなしで歩き切りたい─残された課題と伸びしろ

100キロ完歩できたとはいえ、私は後半で 痛み止めに頼らざるを得ませんでした。

前半50キロで足がまともに動かないほど痛み、後半は薬でなんとか歩き続けた状態。
最後は情けないくらいに、後ろからきた人にどんどん抜かれていきました。

履いていたのはワラーチです。
クッションがないため、痛みの原因はこれではないかと思われがちですが、そうともいえません。
どちらかというと、ぼくの歩き方や体の使い方の問題ではないか と考えています。

ワラーチで歩くとどうなるかは、こちらの記事をどうぞ。

大会後も歩き方を研究し、「ワラーチでも痛み少なく歩けるはずだ」と思うようになりました。

もし痛み止めゼロで歩けたら、涼しい顔で100キロ完歩できたら、タイムも縮まり20時間切りも見えてくるかもしれない。

一度完歩すると、次は “余裕で完歩したい” という新しい目標が出てくる。
これもまた、エクストリームウォークの魅力の一つです。

100キロに魅了される理由:達成感 × 成長実感

こうして書き出してみると、100キロ歩く魅力はとてもシンプルです。

  • 歩き切ったときの達成感がすごい
  • 自分の成長が実感できる
  • まだ伸びしろがあると感じられる
  • 仲間と挑戦する楽しさがある

健康のためでも、人生の節目のためでも、
動機はなんでも良いと思います。

大事なのは 一度チャレンジしてみること。

そしておそらく、一度完歩するとこう思うはずです。

「また歩きたいな」と。

まとめ:なぜ人は100キロ歩きたがるのか?

人が100キロ歩きたくなる理由は、「自分を超える感覚を味わえるから」 だと感じています。

過酷だけれど、気持ちがいい。
つらいのに、また挑戦したくなる。

エクストリームウォークには、そんな中毒性があります。

2026年5月の大会では、
「仲間と楽しむ100キロ」
「痛み止めに頼らない完歩」

この2つを目標に歩きます。

あなたももし興味があるなら、ぜひ一度挑戦してみてください。
100キロ歩いた先にある景色を見てみませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次