こんにちは。カトヒサ(@hisayosky)です。
WordPressでサイトを作るのってむずかしいですよね。
独特のルールがあって本当にわかりにくい。。。
それでも「WordPressでサイトを作れるようになりたい!」という人は、「WordPress レッスンブック」をやるのがおそらく一番近道です。
私見ですが、WordPressの仕組みをこれほどわかりやすく解説してくれて、かつ適度な分量の教材はほかにありません。
ただし、本に書いてあるとおりサイトを作ってもWordressサイトは作れるようになりません。
最終的には「WordPress レッスンブックと同じサイトを自力で作れる」ようにしなければなりません。

と思ってしまう人は少し考え方を変えましょう。
とりあえずテンプレートタグの意味や種類を覚えるのは諦めましょうか。
ぶっちゃけわからなくてもなんとかなりますから。
大事なのはタグの「使い方」と「使いどころ」です。
それさえわかれば「ひょっとしてできるかも!」と思えてくるはずです。
今回は「WordPressでサイト制作をできるようにする方法」を解説します。
とくに
- 「ワードプレスって苦手。。。」
- 「これからワードプレスをできるようにしたい!」
という人向けに書きます。
ぼく自身、ワードプレスサイトが一応できるようになるのにゼロから始めて半年かかりました。
周りの人は3ヶ月くらいでできていたので遅い方です。
そんなどちらかといえばコーディング適性が低いぼくでもできるようになったやり方です。
労力をかけること以外のハードルはほとんどないので、わりと再現性はあると思います。
ではいってみましょう。
目次
WordPressサイトを作る前提条件

- HTML & CSSはできる
- PHPは書けないけれど知っている
が前提条件となります。
「PHPを知っている」というのは

条件分岐とかあるんだよねぇ
たしか<? php ……..?>みたいに書くんだよねぇ
くらいのはなはだいい加減なレベルです。
ワードプレスをやるからと言って「PHPもできるようにしなきゃ!」と自分を追い込む必要はまったくありません。
理由はあとで説明しますね。
「WordPressサイトを作る力」をつけるためにやるべきこと

やるべきことは1つです。
「WordPressレッスンブック」にあるサイトを自分で作れるようにします。
これができればオリジナルのサイトもワードプレスで作れます。やり方が同じなのでね。
ただし自力で作れるようにするには、本を見てコードを書いているだけではダメです。
そこで以下の3ステップで基礎力を身につけます。
- 本を見ながらコードを書く
- 区切りがいいところでストップ
- 今作ったところまで今度は自分で作ってみる
とは言うものの、本を見ながら作ったサイトを自力で再現するのは意外とハードルが高いです。
そこでひと工夫加えます。
本を見ながらサイトを作るときに一緒にすべきこと

ズバリ「使えるコードを抜き出してリストを作ること」です。
本にしたがってサイトを作っているときに
<?php wp_head(); ?>
<?php wp_footer(); ?>
みたいなのが出てきたら、それを抜き出してリストにしていきます。
リストを作るときのポイント

リストを作るときのポイントは以下の2つです。
- 「何ができるか」「どこで使うか」をわかるようにしておく
- 検索できるようにしておく
順番に見ていきましょう。
☑️「何ができるか」「どこで使うか」をわかるようにしておく
タグのリストを作るときのポイントは
- 何ができるか
- どこで使うか
をわかるようにしておくことです。
さっきのテンプレートタグなら
🔸WordPressの管理バーを表示する
</head>の前に<?php wp_head(); ?>
</body>の前に<?php wp_footer(); ?>
といった具合です。
この形でリストにしておけば、PHPの文法もあまり覚える必要がありません。
PHPの条件文でも
🔸個別投稿ページのみで表示させるとき
<?php if(is_single()): ?>
(表示させる内容)
<?php endif; ?>
のように丸ごとリストにしておけばOK。
何なら前後のHTMLも一緒にリスト化しておけば、そのまま貼り付けて使えます。
ワードプレスのphpは形がかなり決まっているので、どこで何を使えばいいかさえわかれば貼り付けるだけで使えます。
なのでPHPは「とりあえず知っている」だけでいいのです。
くれぐれもワードプレスの前にPHPの勉強で消耗しないようにしましょうw
☑️検索できるようにしておく
リストは検索可能なツールで作りましょう。リストの量が増えた時に困るからです。
ぼくはMacにはじめからついているPagesを使っています。せいぜい単語レベルの検索ですが十分使えます。
ちなみにPagesでは「command + F」で検索窓が出てきます。
サイト制作はブロックを組み合わせるイメージで

こんな感じで使えるテンプレートタグやコードのリストを作っておけば、自分でサイトを作るのがかなり楽になります。
「こんなときはどうするんだっけ?」となったらメモを見てコードをコピペすればいいわけです。

と思いましたか?
いいえ、違うんですよ。リストにすることにはちゃんと意味があるんです。
リストにすることで本はバラバラの「ブロック」になります。
バラバラになっているからさっと取り出すことができますし、組み合わせる自由さが生まれます。
リストを作る過程でコードの使い方の理解が深まるのも大きなメリットです。
おかげでブロックを適切な場所にはめ込むのが容易になるんですよね。
手間はかかりますが、かけるだけのことはある作業です。
ワードプレスサイトを作れるようにしたいなら「勉強」より「準備」をしよう

ぼくはずっとワードプレスに苦手意識がありました。

PHPができないとムリ。
テンプレートタグの意味を理解しないとムリ。
なにがどうなっているかはっきり言って謎。
と思い込んでいて前に進めませんでした。
いまだからわかるのは「勉強」より「準備」が必要だったということです。
PHPやテンプレートタグを覚えなくてもサイトが作れるように、サイトの部品と使い方だけ押さえておけばよかったのです。
ですので「ワードプレスはむずかしい」と思っている人は、自分が使いやすいタグのリストを作るところからはじめてはいかがでしょうか。
「暗記なし」「センスいらず」の単純作業ですが、WordPressのサイト制作をできるようにする確実な一歩になりますよ。
まとめ:ワードプレスサイトはブロックを組み合わせるように作成するべし。そのためにタグとコードのリストを作ろう
- 「WordPressレッスンブック」が知る限りで一番わかりやすい教材
- 本の通りにコードを書くだけではサイトは作れるようにならない
- サイトがラクに作成できるように、タグのリストを作って準備をしよう
- リストは検索できるようにしておくと、本番で使いやすい
▼最後まで読んでくれたあなたにおすすめの記事
WordPressでポートフォリオサイトを作り直したのでこだわったポイントを解説します