24歳、就活中の大学院生の方からTwitterでご質問をいただきました。
Webマーケターになりたいのですが、どうすればいいのかよくわかりません。何か、おすすめの勉強法などが、ごさいましたら、教えていただきたいです。
今回はこちらのご質問にお答えします。
Webマーケターになるために「現在地」を明確にしよう
この質問を見て「今どんなところにいる人だろう?」と思ったので、答える前にこちらから3つ質問をしました。
- なぜWebマーケターになりたいですか?
- Webマーケターになるとして、いま何ができて何が足りていませんか?
- 今までWebマーケターになるためにどんなことをしてきましたか?
Webマーケターに限らず、現在地を知るのは大事です。
1の質問で、目指すのが本当にWebマーケでいいかがわかります。よくよく聞いたらじつはデザイナーの仕事だった!みたいなことがないように。
2はこれから埋めていくべきことをリスト化する質問です。ざっくりと答えられればOK。逆にまったく思いつかないのなら、自分で調べる余地ありです。
3では行動力がわかります。何もやっていないならそもそも行動が足りてないです。動いてみないと足りないこともわかってきません。その意味では2とリンクしています。
どんなタイプのWebマーケターになりたい?
では質問者さんの回答を見ながら答えていきます。
Q:なぜWebマーケターになりたいですか?
A:エンジニア×Webマーケターというキャリアを歩みサービスを作るだけでなく、売れる仕組みも作れるようになりたいと思ったからです。
これを聞いたのは職種のミスマッチを防ぐためでした。
この方はWebマーケターを目指すで大丈夫そうです。タイプとしては「エンジニアがメインでWebマーケティングの知見もある」という方向で良いかと思います。
Webマーケターには以下のようなタイプがあります。
- 広告、SEOなど一つの分野を深掘りするタイプ
- プログラミング、デザインなど幹となるスキルと掛け合わせるタイプ
- 事業会社のマーケティングを担う何でも屋タイプ
タイプによって狙う会社が変わってきますから、自分はどれなのか考えておきましょう。
できることとできないことを知ろう
Q:Webマーケターになるとして、いま何ができて何が足りていませんか?
A:最短で収益を得るためのGoogle アドセンスという本を読んだので、基本的なことは、抑えていると思いますが、実践的なスキルが足りていないと思います。
質問者の方が読んだのはこちらの本。
ご本人の分析通り、基本的なことはこの本の内容でOK。エンジニアをメインにして集客もできるようにするなら、この本で問題ありません。
あとは実践のみ。知っているのとできるのとでは全然違います。
採用側も「どのくらい実践する力があるか」を見てくるでしょう。華々しい成果が出ればそれに越したことはありませんが、できなくても大丈夫です。
きちんと数字を整理して、何を考えてどういうことをしたのか説明できれば、就活でアピールできます。
「できることやってないな」と思わせない
Q:今までWebマーケターになるためにどんなことをしてきましたか?
A:最短で収益を得るためのGoogle アドセンスという本を読みました。また、プログラミング系のブログを書いてます(しかし、今、エラーが出てしまいかけていません。)
実践については完璧を目指さなくていいですが、できることはきちんとやっておきましょう。
質問者の方は「ブログを書いてますがエラーが出てしまいかけていません」と言っています。
ぼくが採用側だったら「そんなの直して書けばいいじゃん。エンジニア志望なんだし」と思うでしょう。当然印象は悪くなります。
「この人、やらない理由を考えるタイプだな」と思われるのは是非とも避けたいところです。
プログラミング系のブログを書いていることはものすごくプラスなので、これを生かすためにも気をつけましょう。
Webマーケターについて相談受付中
こんな感じでWebマーケターになりたい人のご相談を受け付けています。やりとりは今回のように記事にさせていただくかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
質問したい方はお問い合わせかTwitterのDMからどうぞ。
