
ってこと、しょっちゅうあります。こんにちは。カトー(@hisayosky )です。
目標が達成できないのはどうしてでしょうか。ぼくの場合は「そもそも達成できない目標を立てている」パターンが多いです。



目標は大きく持てっていわれるとつい無理な目標立てちゃうんじゃないの?
ですよね。
でも達成可能な目標なら計画に落とし込めるはずなんです。
達成できない目標は計画に落とし込む段階で無理が生じます。
ぼくは最近「最短で目標を達成する!PDCAノート」にしたがって長期目標を立てました。
そのときに目標が計画に落とし込めなかったため目標自体を修正しました。
目標は高いに越したことはありませんが達成できなければ元も子もありません。
達成できる目標かどうかは計画に落とし込んでみればわかります。
自分にあった計画の立て方がなければ既存の方法を利用したほうが効率的です。
今日は目標が達成可能かどうかを見極める方法について書いていきます。
ではいってみましょう。
目標がないと現在地をうろうろして終わる
「散歩のついでに富士山に登った人はいない」という言葉があります。
これは、簡単に言えば、「目標なく漫然と歩いていては、何事も達成できない」という意味です。
なんとなく毎日を過ごしていて、「いつか」「なにか」を達成できたらいいなあ、なんて考えていても、何も実現することはできません。
目的地がないから、何も変わらないのです。
なんとなく過ごしていると現在地をうろうろするだけで1年くらいすぐに終わってしまいます。
達成したいことがあるなら、明確な目標をもってそこへたどり着くための方法を考えなければなりません。
ちょうどいい目標ってどうすればできるの?
ではどうすればちょうどいい目標ができるのか。答えは
「高く作って低く修正する」です。
目標は往々にして高くなりがちです。いまと違う自分になりたいのだから高くなるのは当然です。
しかし目標が高すぎると道半ばにして挫折します。というよりかなり序盤で挫折することが多いはずです。
「スモールステップが大事」といって低すぎる目標を掲げても達成感がなく、これまた続きません。自分がたどり着きたいところに近づいている実感ももてません。
だから持ちたい目標は遠慮なく目標として掲げてしまいます。
それを実現可能なレベルに修正すればいいわけです。



そこがわからないから苦労しているんでしょ!
ポイントに分けられない目標は達成できない
掲げた目標を修正する方法。それは
計画に落とし込むことです。
ぼくはいままでまったくといっていいほど目標を計画に落とし込んできませんでした。
これは行きたいところがあるのに行き方を調べていないのと同じです。目的地にたどり着けるわけがありません。
道順を調べるときには「ここへ行ってここへ行けばあとはこっちでゴール」という具合にいくつかのポイントが見つけられるはずです。
目標達成においても同じです。達成するまでの道のりをいくつかのポイントに分けられないのなら、それは目標として無理があったということです。
目標に無理があるならどんなに考えても通過するべきポイントは思いつきません。
いまのぼくが「総理大臣になる!」という目標をもってもまったくポイントが思い浮かびません(笑)
ムリな目標ってそんなものです。
ポイントが思い浮かばなかったら目標を下方修正します。
通過するべきポイントが思いつく程度に修正すればいいわけです。
「市会議員になる!」くらいならまだポイントが思いつきそうです(なりませんけどね)。
PDCAノートを使って長期目標を考えました
目標を計画に落とし込む独自の方法をもっている人はいいですが、なんとなくやってしまいそうな人は誰かのお手本にならうのがおすすめです。
ぼくは「最短で目標を達成する!PDCAノート」をお手本に長期計画を立てました。
「最短で目標を達成する!PDCAノート」には7つのフレームがあります。
- フレーム1:やりたいことリスト
- フレーム2:やらないことリスト
- フレーム3:ビジョンと目標
- フレーム4:年間計画GPS
- フレーム5:四半期3カ月計画GPS
- フレーム6:デイリー目標達成PDCA
- フレーム7:ウィークリーレビュー
長期計画はフレーム1~5を実行すれば立てられます。
が、こんなにあると最後までできなさそうですよね。正直めんどくさそうですよね。
でも大丈夫です。
「やりたいことリスト」「やらないことリスト」「ビジョンと目標」まではすぐ進みます。ほぼ妄想だけで書ききれますので心配ありません。
「年間計画GPS」で達成できない目標かどうかがわかる
問題はフレーム4「年間計画GPS」です。
この段階でやることは4つです。
- 1年間で達成したいゴールを書く
- ゴール達成のための3つのポイントを書く
- 各ポイントを達成するための3つのステップを書く
- 3ステップを実行するおおまかなスケジュールを書く
個人的にはこのうち「ゴール達成のための3つのポイントを書く」が重要と考えています。
なぜなら3つのポイントが書けるかどうかで達成可能な目標かどうかがわかるからです。
ぼくははじめ達成できない目標を掲げていたので、3ポイントで手が止まってしまいました。
「あ、これ無理な目標では?」と気づいたのは1日たった後のことでした。
そこで目標を下方修正したところ「3ポイント」が書けるようになったんですね。
「四半期3カ月計画GPS」でなにも考えてなかったことを思い知る
フレーム5「四半期3カ月計画GPS」もなかなか時間がかかります。
このフレームでは先に決めた各ポイントを達成するための具体的な行動を3つ書き出します。
やってみるとわかりますが、なかなか出てきません。
つまりこの段階で、具体的に何をやるのかもわからずに目標だけを掲げていたとわかります。
やることもわからずに目標が達成できるわけはありません。



と思わざるをえませんが、おかげで目標達成するための具体的な行動までがあきらかになります。
「デイリー目標達成PDCA」は先行してやっておくのがおススメ
7つのフレームのうちフレーム6「デイリー目標達成PDCA」は先行してやっておくのがおすすめです。
理由は3つあります
- とにかく簡単
- これだけで結果が出る
- 長期目標を立てるモチベーションが上がる
☑とにかく簡単
A4の方眼ノートを買ってきて画像のように線を引いて「P」を書いたら順次「D」「C」「A」を書いていくだけ。
1日で完結しますから簡単です。
フレーム1からやると量が膨大すぎてやる気をなくします。まずは簡単なところからやるのが吉です。
☑これだけで結果が出る
「デイリーPDCA」をやってみると計画の完遂率が高くなります。やらなくていいことは安心してやらずに済むようになります。
ちょっとノートに書くだけでこんなに違うのかと実感できるはずです。
実際に体験してみてよかったことを参考記事にまとめてあります。
◆参考記事
>>無職こそPDCAを回すべき理由と実践してみてよかったことを4つ報告します
☑長期目標を立てるモチベーションが上がる
いったん「「PDCAノートすごいぞ」と思うと、めんどくさいと思っていた長期目標ががぜん立てたくなってきます。
しかも目標と計画ができたときにはすでにデイリーPDCAは回っている状態なので実行がより簡単になります。
まとめ:目標が達成できないならまずは計画に落とし込む。計画つくるなら既存のやり方を参考にするのが吉です
- そもそも達成できない目標立ててるんじゃない?
- 計画に落とし込んでみれば達成可能かどうかわかるよ
- 「PDCAノート」なら「年間計画GPS」で達成の可否がわかるよ
- 「デイリーPDCA」は先行して回しておいたほうがいいよ
- 散歩のついてで富士山に登った人もいるでしょうけど、自分とは種類が違う人だよね
◆PDCAノートについてもっと知りたい!
>>PDCAノートやるならまずは実践すべき。目標はあとでよい理由を解説します【実践例あり】
>>やらないことリストの作り方。機能するリストを作るためのたった1つのポイント
◆こんな記事も書いてます
>>「夢はあきらめなくていい。就職も悪くない」と退職するぼくが大学生にアドバイスした話
>>11年働いた結果、給料が労働の対価とは思えなくなった4つの理由を説明します